2019 06.11

#04

社内インタビュー①自分のデザインを残したい

社内インタビュー 早借くんの場合

KA&Aを構成する人びと。人があって、会社があり、仕事をうむ。どんな構成員で私たちがKA&Aをつくり、しごとをするか。社内インタビューで少しずつその顔を明かしていきます。

第一弾。2018 年新卒入社 2年目 早借光洋(ハヤカシ コウヨウ)インテリアチーム
血液型・星座:A型・ふたご座
趣味:アニメ鑑賞、スポーツ
休日の過ごし方:気になるスポット巡り(イベント・店舗・建築など)巡り。 猫を愛でる、アニメ鑑賞

―KA&Aに入りたいと思ったきっかけはなんですか?

僕は実は町田が出身で、町田にはKeep Will Groupという会社があり、町田に多くの飲食店を展開しています。The cafeやラテグラフィックなど、何店舗かKA&Aが設計したカフェがあって、気に入ってよく友人と使っていました。そこでこの会社のことを知り、入社したいと思いました。

―担当している現在進行中のプロジェクトは何件くらいありますか?

入社してから2年目で、今、担当しているプロジェクトは4件あります。

  • The CAFE
    早借くんが学生時代によく訪れていたというカフェ
    テーブルの配置など、客同士の距離がとても居心地良かったとのこと

  • LATTE GRAPHIC 町田
    友人たちと夕食やラーメンを食べた後に、その後はゆっくりとカフェで過ごして話をすることが多かった

―初めて担当したプロジェクトについて教えてください。

最初に担当した物件はau ABENO。初めてプロジェクトに最初から最後まで関わりました。僕は、設計事務所というと、最初の1年は雑用ばかりで自分で物件を担当させてもらえるとは思っていなかった。チーフの植松さんは、手取り足取り教えるタイプではなく、「自分で盗んで自分で勉強しろ」というタイプ。自分ではそれが励みになりました。自分からつかんでいかなきゃダメだと思って、頼まれてもいないのに、時間を見つけてスケッチをしたりしていました。それを植松さんが見て、「お、いいね。図面書いてみる?」と言ってくれて、そこから担当させてもらえることになりました。

―初めて自分の担当した物件が完成したときはどうでしたか?

嬉しかったです!クライアントが喜んでくれたのが一番嬉しかった。その時、今までで一番良いと言っていただけたのが嬉しくて、頑張ってよかったなと思いました。図面で描いているだけでは、2次元なのでなかなか実感が湧かなかったのですが、実際に出来上がると、形になって見える。自分のデザインだと思って感動しました。

  • au ABENO

―仕事をしていて、難しいなと思うことや気をつけていることはありますか?

僕は、何事も自分で見て盗み、勉強しようと思っているので、植松さんの喋り方や、業者さんとのやり取りを見ています。人とのコミュニケーションの取り方がうまいなと本当に勉強になるのですが、流石に真似できないと思う。年相応の対応を心がけています。笑

僕たちの仕事はデザインをするだけではなくて、人とのコミュニケーションが多く求められている仕事だと、最近感じています。案件を進めていく上で様々な課題が出てくるのですが、お客様の求めることを実現して行くために色々な人との調整を行い、どう円滑に進めていくかということがすごく大切で時には難しいところであると実感しています。

―KA&Aで働いて、入社前に思っていたのとギャップはありますか?

先ほどもお話しましたが、最初にau ABENOのスケッチを描いていて、「図面を書いてみる?」と言われたこと。それが、入ってみて一番良い意味でのギャップでした。しばらくずっと雑用だと思っていたので。笑  窪田さんと打ち合わせをしていても、自分の意見を聞いてくれたり、使ってくれたりする。若いうちからやらせてくれるということがすごく嬉しかったです。

あと、会社ではチーム関係なく、みんな仲が良いところ。「あの人、悪いな〜。」と思う人がいない。笑 人間関係からうまくいっていないと自分も嫌だし、頑張ろうとも思えなくなってしまう。気軽に相談できるのが良い環境だなと思います。

  • 休憩時間、みんなで近くの運動場でスポーツをすることも。ちょっと可愛くして、という無茶ぶりにも柔軟に対応する二人(右:西脇 建築チーム)

  • 今年の新入社員の柳澤君と。後輩が初めて出来たが、貫禄は負けているかも…

―仕事を始めてから1年と少し経って見て、自分で変わったと思うところはありますか?

ちょっと自信がついたかな…?ほんのちょっとですが。笑入った当社は何も分からなくて、学歴もなくて萎縮していました。でも、僕は負けず嫌いなところがあるので、ほかのスタッフがみんなライバルだという意識を持って取り組んでいました。分からないことは自分で調べて理解して、それがほんの少しでも身についたかなと思っています。

―今後KA&Aで挑戦して見たいことはなんですか?

今はまだ、デザインバランス、コスト、お客様とのやり取りは、植松さんの下にいて相談しながら進めています。そこを早く独り立ちして、自分で判断できるようになりたいと思っています。もちろん、チームとしてやっているので、協力しつつですが、自分の作品と言える案件を残したいです。あと、自分がKA&Aに入ったきっかけがカフェを見てだったので、カフェをつくりたいなと思います。